
短地ー 紙の部分が短く、扇骨の竹が長い扇子を「短地(たんち)」と呼びます。 骨が、しなるので同じ様に扇いでも風が良く来る様な感じがします。 この短地の夏扇で粋な柿渋引きの扇子が出来上がりました。 『柿渋引きとはー 柿渋をつぶし、圧搾して出来た汁を発酵させたものを「柿渋」と言います。 柿渋は、防水、防腐剤として古くは、平安末期から塗料として使用されていました。 この渋扇は熟練した職人が何回も柿渋を重ねて引く事により表面に艶を出し、 紙に強度を 与えております。 近年では天然塗料のすばらしさが見直され、脚光を浴びております。』 このように手間ひま掛けた地紙に型刷りでいろいろな柄を付けています。 地紙は柿渋引き独特の光沢があり、粋な品に仕上っています。 いろいろな柄がありますのでぜひお好きな柄を探しにお出掛け下さい。 オンラインストアにも随時アップして行きますので、そちらも宜しくお願いします。