何ヶ月か前に、舞扇子の骨が欲しいとお問い合わせいただき、お買い上げいただいたお客様が その骨を使って作った作品の写真を送ってくださいました。 パーチメントクラフトというもので、厚手のトレーシングペーパーをレースのように加工してありとても手の込んだものでした。きっと一つの作品を作るのにとても時間がかかるのでしょうね。とても素敵な扇子に仕上っていました。 わざわざ写真を送っていただきとても嬉しかったです。 ありがとうございました。

先日、お客様にご注文いただいた鹿の柄の扇子が出来上がりました。 いつもプレゼントされる方の好みや出身地などから楽しい図柄の扇子を ご注文いただいています。今回は二頭の鹿を表に、裏に牡丹の花を描きました。 受け取った方の嬉しそうな顔が浮かびます。

梨木神社の萩の花。なかなか見に行けずにいます。 萩の柄の扇子が新しく出来上がりました。 薄黄色で左右をぼかした地紙に、白，ピンク、グリーンで刷り込んだ萩が映えて、とても 秋らしい柄になっています。 唐木骨の落ち着いた仕上げで、この秋にお薦めしたい一品になっています。 オンラインストアでも販売しています。

秋を感じさせてくれる『萩の花』ですが、先日、京都御苑の東にある梨木神社の前を通りかかったら、『萩まつり』の看板が目につきました。調べてみると境内一円の萩の花の美しさが有名らしく、毎年９月の第三土・日曜日に萩まつりが行われているそうです。 車で通りかかったので中に入る事が出来ませんでしたが、今度行ってみたいと思っています。

京都五花街のひとつ宮川町にある｢扇や　半げしょう」と紹介している弊店ですが、「五花街ってどことどこがあるんですか？」と聞かれる事もしばしばあります。 「宮川町」｢祇園甲部｣「祇園東」「先斗町」「上七軒」を総称して【五花街】と呼びます。 以前いらしたお客様でそれぞれの花街で行われる『おどり』の舞台を全部見に行かれたいうかたがおられました。 宮川町は｢京おどり」，祇園甲部は｢都をどり」、祇園東は｢祇園をどり」、先斗町は｢鴨川をどり」、上七軒は｢北野をどり」とそれぞれに流派の違う舞なので雰囲気も違うのでしょうね。 私も時間があったら一度全部の『おどり』巡りをしてみたいものです。